静岡で朝から現地確認というハードな一日でした。と言いつつも作業は午前中のうちに終わったので水戸へ帰ります。途中沼津で高速を降りて昼食にしました。向かったのはインド屋キッチンダバ下香貫店です。ラブライブサンシャイン好きな知り合いから「ここ美味しいですよ」と勧めて頂いてたので、折角の…… more 機会を有効活用しよう、と考えました。 店構えはごく普通のインド料理店、店内は派手過ぎず地味過ぎず適度な装飾が見て取れますが、一点異彩を放つのがカウンターに置かれたラブライブサンシャインの交流ノートです。「インド人でもラブライバーを応援したい！交流ノート！」とあり、単なる客寄せじゃなくスタッフも楽しんでるような雰囲気を見て取れますが、実際の所どうなんでしょう。伊豆長岡駅で地元の方達のお喋り聞いてる限りでは、大洗と同様に幸せな関係が築けているように思えるので、ダバもそうあって欲しいものです。 メニューはランチメニューとグランドメニュー両方を持って来てくれました。ただグランドメニューの方は「こちらディナーです」と案内されたので、昼は頼めないのかもしれません。またランチメニューの裏側にもセットメニューがあり、そちらは昼も出せるよ、とのこと。更に別紙でガーリックチーズナンとチーズマサラナンなるものがあり、これは追加料金でセットとも組み合わせることができるようでした。 まずは素の味を食べてみたい、とお願いしたのは２カレーセット1050円（ミニチョイスカレー、チキン・海老・キーマ・ほうれん草チキンから２種・チキンティッカ・ナン又はライス・サラダ・ソフトドリンク）をキーマとほうれん草チキンの辛口（５段階で辛い方から２番目）、ナンでお願いしました。ソフトドリンクはカウンターにドリンクバー（ポットに各種飲料を入れて並べてあるコーナー）から好きに飲んで下さい、だそうです。一つ誤算だったのは、この日の日替りがほうれん草マトンだったことで、２カレーセットでは日替りを頼めないのです。ちと残念。 最初にやって来たサラダと、ドリンクバーから汲んできたアイスマサラチャイで食事スタート。サラダはレタス系を主体にきゅうり人参とうもろこしにプチトマトと種類も豊富。黄色いドレッシングはラムとはまた違った味で、見た目から想像した味とのギャップが楽しめました。アイスマサラチャイはかなりスパイスが効いており、これが好きなだけ飲めるのはなかなかに嬉しい仕様です。 カレーとナンとチキンティッカは同時にやって来ました。ナンは差し渡し50cmに届こうかと言う巨大なものでやや甘目。ふわっと焼き上げたタイプで、パリッとした部分もバランスよく入っており、日本人がイメージするナンにぴったり合致しそうです。 カレーは厚手のカトリ（こういうのもカトリっていうのかどうか解りませんが）に入ってます。器にも気を遣うのは、出店コスト抑えるありがち印ネパ店ではほぼ見ないポイントでして、この時点でカレーへの期待が高まるのは無理からぬことでありましょう。 果たせるかな、その味は一口食べただけでこいつは面白いぞと感じさせるものでした。スパイス自体はそんなに多くなく、穏やかまろやかなカレーですが、香りが複雑といいますか、インド料理が特別な存在だった頃の記憶を呼び起こしてくれる味といいますか。どのスパイスが記憶を揺さぶるんでしょうかね。ほうれん草チキンの方はにんにくを多用しており、クリームたっぷりな分、単体で食べる分には気付きにくいですが、キーマを食べてからこちらを口にすると解り易いです。鶏肉は一口サイズのぶつ切りがかなりの量。一方のキーマは肉少な目で、肉片が漂ってる感じでした。 驚いたのはチキンティッカで、チーズの様な風味を強く感じます。使うヨーグルトや漬け込む時間でしょうか、或いはプラスアルファの調味がなされているのか。いずれにせよ特別感のあるチキンティッカで、加えて焼き加減も味も申し分なし。こんなの昼から食べられると嬉しくなっちゃいます。 ありがちなお店だったら一度でいいか、位の気分だったのですが、食べ終わった時にはもう一度来たい！になってました。ディナーメニューにはパラータの姿がありましたので、夜訪問の暁にはこれ頼んでみたいものです。 ただ鉄道では来難いですね。帰省時に寄り道するのが現実的な選択肢でしょうか。ここまで来るとニューサイアムにも寄りたくなりますし、悩ましいところです。 そんなニューサイアムですが、ついでに寄ってみたところお休みでした。定休日でもないのにどうしたんでしょう。 インド屋キッチンダバ下香貫店、場所はこちら。沼津駅からR414を南下して、バイパスに入らず直進すぐ先の信号右側にあります。駐車場は店頭に５台分くらいでしょうか。 沼津市下香貫2789 close

12月6日のカレー