出張途中でサイハンに寄って昼食にしました。この先、憂鬱な仕事が待ってるので景気付けといいますか元気付けといいますか。 14時45分頃の到着でちょっと心配でしたが、店頭に出てらした奥様が「大丈夫ですよ」と招き入れて下さいました。 お願いしたのはバングラ風ビーフハリムパロタセット1…… more 000円です。最初ハリム750円とパロタ400円をお願いしたつもりだったので、会計時に集計間違えたんじゃないかと思いましたが、セット1000円の掲示がカウンター上にあったのに気付いてほっとしました。 ハリムは食べ慣れたパキスタン風ハリームと比較すると、サラリとしたスープ状で豆や肉が原型を保ったまま入っています。味もあっさり目ですが、大量にトッピングされたきゅうりやレモンや揚げ玉葱を混ぜ込むことで様々な変化が楽しめます。これまでのハリーム感が根底から覆されるような印象でした。 前回、オーナーからはバングラデシュのハリームはパキスタンのそれと違うよ、と聞いて気になってました。曰く「使ってる豆の種類が多い（パキスタンだと四～五種類、バングラでは十種類近く）」「骨付き肉を使うので肉の旨味が強い（但し小骨が多くて食べ難い）」「米も入ってる（パキスタンでも入ってるのがある）」だそうです。豆の種類はパキスタンでもそんなに使ってるなんて知りませんでした。肉はパキスタン料理店のハリームでも小骨をガリッとやったことがあるので、どの位明確に違うのかは何とも言えません。そして三つ目、実はハリームを初めて食べたのは10年位前のボイシャキメラでした。その時に家の仕事を手伝ってます風の女の子から「豆と米と肉を煮込んで作ります」と教えて貰ったんですが、以降米の存在は実感できず、聞き間違えたのかと思ってたのです。しかし「バングラのハリムには米」と聞いて成程そういうことか！となりました。ボイシャキメラはバングラデシュの新年イベント、そしてこれまで食べた事あるのはパキスタンのハリーム。成程そういうことです。いや、これまで食べてきたハリームにも米が入ってて、単に感じ取れなかったという可能性も充分あるんですが。 パロタはナンの生地をフライパンで焼いた物だそうです。卵と牛乳と砂糖が入ってるよ、て話でしたが、これはナンの生地にプラスしてるのか、ナンの生地にも入ってるのか、サイハンのナンはまだ食べてないので何とも言えません。こちらも「バングラデシュのナンはインド料理のナンとちょっと違うよ」と教えて頂いて気になってるんですが。 店内では調理を終えたオーナーがお子さんと遊んでます。この日は一人だけ？と思ってたらお姉ちゃんが帰宅。どうやら近くの小学校に通ってるみたいでした。もう馴染んでるでしょうか、友達が沢山できるといいなあ。 食べてるうちに近くのおばちゃん来店。夜に食べに来たいのよ、子供もいるの、と料理についてオーナーと話し込んでました。ここから口コミ広がってお客さん増えるといいな。 close

1月9日のカレー