この日は休みなので、相方と内原ジャスコ行って映画刀剣乱舞を鑑賞。色々な要素が綺麗に噛み合った楽しい作品でした。買い物も済ませたら時刻は19時半、じゃあ夕食は外食にしましょう、と、ここからだと30分掛からないサイハンを目指すことにしました。 サイハン、三度目にして初の夜訪問ですが、…… more バングラデシュ料理のメニューは昼夜問わずテーブルに出ているので、夜だから何か特別なものがある訳ではありません。インド料理の夜メニューブックも昼に見られるので何か見付けたってことではないんですが、パウチされた一枚もののメニューだと○○セットの○○に付く部分がスルタンになってました。メニューブックの方はタッスミーアになってて、オーナーが小岩でやってらしたお店がタッスミーア、てことは独立前はスルタンてお店で働いてらしたのかも、なんて想像してしまいました。 お願いしたのはプレーンナンとパヤSET1080円とホットチャイ250円、相方はマトンタンドリーグリル1000円とパロタ400円、マンゴーラッシー300円です。 チャイはどのタイミングか訊いてくれたので、食後にお願いしました。直後にマンゴーラッシーだけやって来て、成程全ての飲み物のタイミングという訳ではなかったんですね。 チャイは同時にマサラかどうかも訊いてくれました。てことは普通のミルクティーとマサラチャイの両方が頼めるってことでしょうか。 オーナー、毎度「バングラデシュ料理は頼む人少ないのでその都度作ります」「時間掛かってごめんなさい」と気にしてくれます。バングラデシュ料理食べたくて来てるので気にしないで下さい、と毎回返すんですけどね。 確かに時間が掛かって、料理が到着したのは30分後でした。行かれる方は参考にして下さい。その間は店内で息子さんと遊んでましたので退屈はしませんでしたが。 パヤは濃い甘い香りが漂ってますが、口に入れると味は甘くないのが不思議というか面白いというか。甘い香りはニンニクか玉葱じゃないかな、と仰ってましたが違うような気が。もう少しクローブに近い、でもクローブとは違う香りでした。 スープ皿になみなみと注がれたパヤ、中央には巨大な肉塊ならぬ骨塊が聳え立ってます。骨は分厚いゼラチン質を纏っており、肉はほぼ無しでひたすらコラーゲンの塊って感じです。塩気は薄目で最初はパンチに掛ける印象を受けましたが、量が多いので次第に丁度良くなってきます。ナンを浸して食べるのがお勧め、とはオーナー。そのナンは卵が多くてほんのり甘いもの。記憶を手繰ると、ガンジーのナンに似てるように思います（火災閉店後、宝珍楼の場所に移転したガンジーはまだ行ってないので、今似てるかどうかは解んないです）。 軽く火の通ったパクチーが乗ってましたが、オーナーによると最近はパクチーが手に入り難いのだとか。世のパクチーブームが終焉を迎えて流通量が減ってるのか、パクチーブームが増大して需要と供給のバランスが崩れてるのか、茨城に居るとそこらへんのトレンドは解んないです。 タンドリーグリルは骨付きの分厚い肉が二枚、鉄板に乗ってます。ナイフで切り難い部分もあるのは柔らかい物ばかり食べてる人の中には向いてないかもしれないですね。ひたすら肉、とにかく肉で肉気分は間違いなく満たされます。 パロタはバターたっぷりでしっとり。これもいいな、とパヤに浸すと、一口二口は絶品なんですが次第に重くなってくるという年寄り臭い感想です。 食事の最中も含めて気軽に話し掛けて下さるオーナー。楽しい話が色々と聞けました。 美味しいは「モジャ」美味しかったは「クボゥ　モジャ」クは殆ど発音せず引っ掛けるような感じで。ボはモにも聞こえる位 男の子は車が大好きだそうで、紙に車の絵を描いて遊びました。こちらに越してきて外にも出るようになったので、最近は日本語を覚えてきてる、だそうです。小岩の方が同い年頃の子供とか多かったでしょうに、なんだか意外でした。むしろバングラ人の子供も多かったから日本語覚える必要がなかった、てことでしょうかね。 退店後に見回すと、同じ建物のカトマンズ、やっぱり灯りが消えてシャッターも降りてました。単なる定休日の可能性も残ってはいますが・・・ううむ。 close

1月23日のカレー